初の投稿です、時間はかかるかもしれませんが完結までは持っていきたいと思っています
どうぞ石を持ちながらお楽しみください
プロローグ
拝啓、お袋様
俺が花屋を始めてから早いことにもおう10年が経ちました
俺が花屋を始めるといった時、あなたは
『似合わないことをするわねぇ、あなた外見は完全に脛に傷もつ人なのに」
と笑いながら言ってくれやがりましたね
それで俺が
『そんなことわかってんだよ!!でも俺は植物が好きなんだ」
と言うと
『わかってるわよ、まぁ頑張りなさい私はいつでも応援してるからね』
と言ってくれましたね
あの時は不覚にも涙が出そうになりました
さて、そんな俺が始めた花屋でしたが場所は少し郊外の駅前なのですが
跡形もなく粉々になりました
原因はトラックが突っ込んできたからです
運転手は居眠りをしていたためまったく気付かなかったようでして、
くそったれ!!!!!!
そして現在、俺はなにもない白い空間に浮かんでいます
恐らく死にました
F〇CK!!
先立つ不孝をお許しください
あなたの息子 村雨 樹 より
「はぁ〜〜、いい加減現実逃避はやめるか」
俺はとりあえず周りを見渡してみる
右、何もなし
左、何もなし
後ろ、何もなし
正面、土下座している爺さんあり
…………
「なにしてるんですか?何故に土下座を?」
俺が声をかけると爺さんが
「大変申し訳ありませんでした-----------------!!!」
いきなり謝ってきた
何故謝るのか、そしてここは何処で、爺さんは何者かを尋ねてみると
「順に答えていくと、ここは生と死の狭間の世界で、わしは一応神さまで、理由は、その」
ずいぶん言いづらそうにしているので先を促すと
「お主は死ぬはずではなかった」
などと言ってきた
「……は?どういうことだ?ちゃんと説明しろ、神(自称)」
「お主態度変わりすぎじゃないかのう?」
「あぁ?」
「なんっでもありません、誠心誠意説明させていただきます」
〜〜〜〜説明中〜〜〜〜〜
「つまり俺はてめえの不始末で死ななくてもいいのに死んだ、と」
「はい、その通りです、それでそのお詫びにあなたを特典付きで転生をさせていただきます」
「ふーん、ちなみに転生先は?」
「ネギまの世界です」
うぇ、ネギまかよ、俺あの主人公大嫌いなんだよな
「ほかの所は駄目なのか?」
「すいません、他は空いてないんです」
「しかたねぇな、でもよ俺みたいな異分子をこうも簡単に放り込んでもいいのか?」
「それは大丈夫です、あくまで同じ様な世界なのでいくら暴れても問題はありません」
「わかった、行ってやるよ。で、特典はどんなのくれるんだ?」
「特典としては気と魔力をチート級、そして武術の心得、物造りの才能、後、二つほどはご自由に決めてください」
二つか、そうだな向こうでも花屋みたいなことやりたいし
「じゃあ、全ての植物を好きに生やすことが出来る力とその植物に能力を付加する能力をくれ」
「わかりました、それなら丁度いいものがあります」
そうすると爺さんはテレレッテッテレ〜という音(うざい)と共に種を取りだした
「なんだ、それ?」
「これは大地の種というもので貴方が希望した通りの力を与えてくれます」
「なんというご都合アイテム、まぁいいや、どうやって使うんだ」
「こうやって」
そういうと爺さんは種を俺の心臓付近に埋め込んだ
瞬間、心臓というか体中に激痛が走る
「なに…しやがる」
すると神も俺のこの反応は予想外だったようで
「驚いた、お主適合率が高すぎるようだのう」
激痛が去った後に俺の左腕に変化が起き、左腕の形がなんか漫画の『緑の〇』みたいになっていた
「な、なんじゃこりゃぁ〜〜〜〜!!説明しろ!!じじい!!」
「どんどん態度が悪くなっとる、説明するとしたらお主は大地の種との適合率が高すぎて人間というカテゴリーから外れてしまったのじゃ」
「つまり?」
「つまり大樹並みの生命力と寿命を手にしたということじゃな、そしてその変化した腕はまぁ証じゃな人外の」
「マジか………」
「マジじゃ、さてこれ以上は自分で確かめてくれ!!そろそろお前さんを世界に送り出すとしよう」
「待て!!なんだその某少年誌の攻略本みたいな締め方は!?」
「待たん、あ、そうじゃ力の確認と訓練のために原作の600年ほど前に送ってやるからの、いやこれも人外の寿命だからできることじゃな
それでは良き第二の人生を」
そういうと同時に俺の足元に黒い穴が広がる
「ちょっ!じじい!!いつか殺してやる〜〜〜〜〜〜」
どうでしょうか?ここからさらに風呂敷は広がっていきます
なにとぞ感想やご指摘をください
いただければいただけるほど作者のやる気が上がります