んなわけで野菜君登場です!!
彼をここからどうやってボコボコにするかお楽しみに!!
アクセス50万突破!!ユニーク6万突破!!アリがとう!!
先生到着!!そして溜息
side 学園長
今日はいよいよネギ君が学園に来る日じゃ
取り敢えず出迎えはこのかと明日菜くんに任せておいたが、一応タカミチ君も向かわせている
そしてわしはネギ君が来るまでの間ムラサメ殿と将棋を指していた
「近坊、そのガキは後どれくらいでここに来るんだ?……飛車取り」
「もう少しかかるじゃろうて、タカミチ君にはこの部屋に来る前に念話を入れるように言ってあるから来たら隠れてくれい。
にしてもいきなり飛車を取りおって……」
「ふーん、にしてさっき見せてもらった資料なんだがなんていうか………。あ、角取り」
「まぁ、そう言わんでくれ。む、どうやら来たようじゃ。勝負はまた今度じゃな」
「ちっ、勝ち損ねた。じゃあ俺は消えるぜ」
彼はそう言うと姿を消した
この姿を消したのは認識阻害を改良したものらしいが理論はさっぱり分からなかった
「学園長、入りますよ」
するとタカミチ君が入ってきたのだがそれと同時に明日菜くんが詰め寄ってくる
「学園長!!どういうことですか!?なんでこんなガキが教師なんですか!!!???」
「落ち着いてほしいのう、明日菜くん、こう見えても彼は大学卒業レベルの知能は持っておる」
「でも!!こいつ」
「さっきからガキとかコイツとか言わないでください!!僕にはネギ・スプリングフィールドっていう名前があるんですから!」
「うっさい!!出会い頭にあんなに失礼な事をいう奴なんてガキで十分よ!!」
「むぅ〜〜〜〜」
なんかいきなり雲行きが怪しくなってきたのぅ、取りあえず事情を聴くとするかの
「あ〜、明日菜くん。君はなんて言われたんじゃ?」
「わ、私に大失恋の相が出てるって、いきなり笑顔で言ってきたんです」
あっちゃーーーーー、ネギ君そりゃまずいわい
「うぅ、僕は親切のつもりで…………」
ネギ君がそう言った瞬間、わしの後ろから盛大な溜息が聞こえる
幸い、彼女らは喧嘩をしていて気付いていないみたいだが、わしとタカミチ君は気付いてしまったので内心はかなり焦っていた
(うぅ、胃が痛いのぅ)
わしはタカミチ君にアイコンタクトを出し二人を止めさせる
「そこまでだ、二人とも」
「「でも!!」」
「そうやで〜明日菜、取りあえずやめんと」
「うっ、わかったわよ」
「落ち着いたようでなによりじゃ、それでネギ君の住む所なんじゃが実は今空き部屋がなくてのぅ、すまんが部屋が空くまで
二人の部屋に住ませてやってはくれんかの」
「いやです!!」
「うちはかまわへんよ〜」
「このか〜〜〜」
「ええやん、ネギ君は悪い子やないみたいやし」
「………わかったわよ、いい!?何かしたらすぐに追い出すからね!!!」
明日菜くんがそう言いながら退出していく
このかもそれに続き、最後にネギ君が出ていく
「はぁ〜〜〜、まさかあれ程とは………」
「えぇ、まさかあそこまで歪んでいるとは。そういえばムラサメさんは?」
「お前の後ろだ」
「うわっ!!」
そういうとムラサメ殿は魔法を解除し姿を表す
「それで、あなたの評価は?」
「一言で言うなら『論外』」
「厳しいのぅ、せめてもう少し語ってはくれんかのぅ」
「ちっ、いいだろう、タカミチは知ってるだろうが俺は一応あの餓鬼の両親とも面識はある。ありゃあ良い目をした奴等だった
だが、あの餓鬼の目は気にいらねぇ、ただひたすらに魔法使い=正義を地でいってやがる、だから人の心を踏み荒らしても、何が悪いのかわかっていない。正直言って興味がない、だから俺は何もしない」
ムラサメ殿がそう言ったのを聞いてわしは安堵していた
しかし、その安堵は次の言葉で打ち消された
「だが、もしもあの餓鬼が突っかかってきたら肉塊にしない自信がないな」
「「…………」」
おそらく、今わしとタカミチ君の心はシンクロ率200%じゃろうて
「「(絶対にネギ君をムラサメ殿(さん)に近づけない」」
「じゃ、そういうことで」
それだけ言うと彼は出て行った
「のぅ、タカミチ君」
「はい」
「なんとかしてネギ君の歪みをなんとかしよう」
「そうですね、しかしどうやって?」
「一度、完全敗北というものを味わってもらえばいいのではないのかの」
「それは有効かも知れませんが誰がやるんですか?ムラサメさんは無理ですし他の魔法先生では役不足」
「なに、適任がいるではないか。強くしかしそれでいて正義でない人物が」
「…………まさか」
「そう、エヴァンジェリンじゃ」
「なるほど確かに適役ですがどうやって彼女を協力させるのです?」
「なに、わしに秘策ありじゃ」
side ムラサメ
自分の家に帰ってきた俺を迎えたのは異様に不機嫌なエヴァだった
「ただいま、エヴァ。どうしたんだそんなに不機嫌な顔をして」
「ムラサメさん、マスターは今日赴任してきた先生が気に食わないため不機嫌なのです」
「先生?あぁあの餓鬼か」
「む?お前あのガキのこと知ってるのか?」
「さっき学園長室で観察してた、興味がなくなったからこっちに干渉してこない限り放っておくつもりだ」
「それでいいのか?」
「ふん、干渉してきたら肉塊に変えればいいだけだ。だろ?」
俺がそう言うと
「ふっはははははは、その通りだな!!それにしてもお前は本当に悪党みたいな発言をするな」
「嫌か?」
「そういう言い方はずるいだろう………」
エヴァは顔を赤くしながら答える
その様子を茶々丸がカメラで撮っているが気にするほどではないだろう
「くく、本当にお前は可愛いな」
「なっ」
取り敢えずもう少しエヴァをいじることにした
が、
突然の来客で冗談だ、と言う事が出来なかった
「誰だ?」
「わたしだよ、ムラサメさん」
そういって入ってきたのは真名だった
エヴァはまた不機嫌になっていたが今は無視しておく
「なんのようだ?」
「なに、ご飯を食べに来たのさ。なにか入ってるかい?」
「なるほど、お前は運がいいな。これからエヴァ達と食べるつもりだった食材があるんだ。お前も食っていけ」
「それはうれしいね」
「くっ、龍宮、私の至福の時を邪魔しおって」
「ふふ、すまないね」
二人がなにか言っているがここからでは聞こえない
まぁ、こんな日常も悪くないだろう
「ほれ、お前ら準備できたぞ」
俺がそう言ってだしたのは寿司だ
「これはなんだい?」
「王陸鮫の炙り寿司だ」
「また聞いた事のない生物だね」
「まぁ、普通はどこにも生息しない生物だからな」
「じゃあどこにいるんだい?」
「ムラサメ!!教える必要はないぞ!!(これ以上ムラサメと私の生活を乱してたまるか!!)」
「だそうだ、まぁもうちょっとお得意様になったら教えてやるよ」
「じゃあそれを楽しみにしておくよ」
「さぁ、食べてくれ」
俺が進めると三人とも食べ始める
「「「おいしい……」」」
「ははは、だろう?今度コイツをメニューに加えたフルコースを作る。そしたらまた食いに来な」
「それは楽しみだ。じゃあ私はここらで失礼するよ」
「おぅ」
「ふん」
「お気をつけてお帰りください」
俺たちは三者三様の返事をして真名を見送る
「さて、俺も今日は店を閉めるか」
「む、帰るのか?」
「あぁ、エヴァ達も行こうぜ」
「わかった」
「はい」
取り敢えずこの生活を壊されなきゃ俺はあの坊主には手は出さんよ
まぁ出したらそれ相応の代償を払ってもらうがな
さて次回から吸血鬼事件らしきものに入りたいと思います
うまく書けるかはわかりませんが御期待ください
〜〜解説という名の言い訳コーナー〜〜
感想でいただいたのですが何故、約定があるのにムラサメが麻帆良にいるのが
ばれているかというと、ムラサメが再起不能にした名も無き魔法先生が学園を
首になった後、腹いせで情報をばらまいた。ということにしといてください!!
お願いします!!!!不甲斐ない自分を許してください
後、ぜひムラサメに絡ませたい!!というキャラがいたらどうぞ
頑張って絡ませてみたいです