踏み台ってリリカルなのはの二次創作くらいでしか見ないよなー→ほかの作品だとどうなるんだろう→よろしいならば書こうじゃないか
俺「お、なんだここは?」
神「すまんの、儂のミスでおぬしを死なせてしま、って痛たたた!」
俺「テメエなにやってんだよ!」
神「わ、詫びの代わりに3つ願い叶えてから転生させてやるぞ!」
俺「なら1つ目は銀髪オッドアイで、2つ目は無限の魔力で、3つ目は
神「うむ、分かった。では行ってこい。」
俺「うっひょーー!!」
第1話 俺、転生しました
「つぅ…、ん、ここは?」
銀髪オッドアイの男はキョロキョロと周りを見渡す。そこは見事なまでに大自然あふれる土地だった。無事転生出来たのか、ひどく不安になる。そこで、自身の近くに落ちていた手紙に気付き、拾い上げる。
『よし、無事転生出来たようじゃの。そこは
とりあえず原作10年前でおぬしの身体は10歳程度にしておいた。
PS.魔力がない世界でなぜおぬしが魔力を頼んだのかわからんが…まあ要望通り無限の魔力はつけておいたぞ。』
「はあぁぁぁぁああああ?!」
■□
あれから40年、いや正確な年月は分からないが、ともかくそれくらいの時が経った…。私のいる無人島は名がないどころか存在すら認知されていないようで、近くを通りがかる船はない。ゆえに泳いでどこかに行こうと思ったが、魔力による身体能力強化を使ってもどこの島にもたどりつく気配はなかった。島からの脱出は諦め、とりあえず修行をすることにした。
『ONE PIECE』という漫画の存在は知っていたが、せいぜい「大海賊時代が…」程度だ。ゆえにこの世界にあるだろう技術の習得は望めない。修行が我流になるのも必然の流れだった。しかし、心の師匠(赤い弓兵や刃牙さん)に教えを乞い、実戦を繰り返していくうちに、私の修行の成果は1年もするころには現れてきた。そのころには魔力強化なしでも正拳突きで木をたたき割ることに成功した。5年、10年とたつにつれ、消えたように移動する身体能力と歩法、遠当てなどを身につけていった。人は来なくとも巨大な生物が海にいるため、修行相手には困らないでいる。今では、むしろいかに修行の時間を長引かせるか、手加減が必要なくらいだ。
ふぅ…、武術に終わりはないというのは痛感するところだ。我流とは言え、年とともに洗練されていくのには、自身が未熟であることをまざまざと見せつけられるようだ。さて、過去を思い返すのもこれくらいにして修行にうつるとしようか。
そう、きっとこの先もずっと…………
■□
「ん…、いやな夢見たなあ。」
ふわぁ~、とあくびをしながら思いっきり背伸びする。
…夢落ちか、うんまあ分かってたけどね。40年も修行とか意味がわからん。あんな悟りの領域に達する気はないからね。
うっす、神裂譜洛っす。転生して1日が過ぎた。…うん、何をすべきか分からん。才能あるって神が言ってたし、昨日体動かしてあるっぽいことは確認したけど、…だからどうしろと?修行のやり方なんて知らんよ。
いやでも修行しないといけないんだろうな…。【ONE PIECE】ってあれだろ、海賊王の不要な一言で大海賊時代に突入しちゃったZE!ってやつだろ。やだよなー…、海賊ってヒャッハーって言って暴れてるやつだろ?世紀末かよ。英雄王だって慢心しすぎでやられたんだし、特典貰った以上は努力する必要あるのはわかってるけどさ…。
うん、ヴィ、ヴィ、…ヴィマーナ?で空飛んで島から出て行くのは却下だな。海賊に会っても逃げ切れる自信はあるけど、この島まで追っかけられたら嫌だし。とりあえず海賊を一掃できるくらいには力つけようか。うん、そうしよう。じゃあヴィマーナ?は封印で。
はてさて最初はなにしようか?強くなるのは当然だけど、命あっての物種だよな。とりあえず拠点づくりと食べ物、飲み水の確保に動こう。まあ神が俺をここに放り込んだ以上、何かしらはあるでしょ。……たぶん、きっと。
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…い、意外と時間かかるな…。島の中央らへんに洞窟があったから、そこに葉っぱ敷き詰めて、それから川の探索に出たんだが…気づいたら夜だぜ?無人島だけど猛獣がいないってわけじゃないんだったな。忘れてたぜ。HAHAHA!!…いや冗談抜きで死にかけたんだけどな。準備に時間かかったのも事実だけど、『追いかけっこ』にも時間取られた。
ちなみに猛獣相手に逃げ切るのは簡単。
衛宮みたいに強化魔術は使えないけど、魔力を体に循環させるだけで身体能力は上がるみたいだ。…だから運動能力は魔力でどうにかなるから、宝具の扱いをどうにかしないと…!!当面は真名開放を複数同時に出来るようにするのを目標にしようそうしよう。
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うわあ…最悪の気分だ…。転生前含めてもなかなこんな気分になったことはねえよ…。
なにがあった、って単純なことだよ。『食事』だよ。昔から図鑑眺めるのは好きだったから食べれる植物とかの判別は出来るんだが…、意味わかんねー植物多すぎだよ!見たこともないわ!おかげでうさぎを罠仕掛けて捕まえるしかないし…。宝物庫に手ごろなナイフがあったからそれ使って解体したけど、…あれはきついな…。血抜きとかはどうにかなったし、火で焼いて生で食うのは避けたけど、生きてるのを殺して食べるってのはなあ…。
はぁ…、これからもこういうのが続くとなると気が滅入りそうだ…。明日からは修行に身を打ち込んで、気分転換するか。
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意外となんとかなるもんだな。特に
修行もあの夢みたいに我流でやるべきなのかと思ったけど、せっかくだから転生特典を有効活用しようじゃないか!ということで
……あったわ。
——これで修行相手に困ることはないね!やったね譜洛くん!
ま、まあ、あって良かったのだと考えよう。ウン。彼?は話せないっぽいけどこっちの言葉は通じるし、彼はいろんな武器が扱えるみたいだからこれでいい…のかな?剣をメインにして、次に無手、そんで槍とか銃とか教わるとしよう!
目指せ最強の座を!
…最強は言いすぎかな?
はじめまして竜石です。
踏み台?くんが大海賊時代で頑張るお話です。
王の財宝はチートすぎじゃないか?と思われるかもしれないですが、大丈夫です。
自分も書く前はそう思ってましたがONE PIECE世界って意外と人外魔境でした。問題ないです。
エタるつもりはないですがゆっくり投稿していきます。
第1話お読みいただきありがとうございました。