サブタイトルに意味はありません、すいません
ではお楽しみください
だからお前はアホなのだーーー!!!
side タカミチ
僕は今、麻帆良学園都市にいます
何故ここにいるかと言いますと、詠春さんを通じてここの学園長をしている近衞近右衛門さんに呼ばれたからです
なんでも僕に直々に頼みたいことがあるとか
頼みごとが何なのかはわかりませんが頑張るとしましょう
「タカミチ・T・高畑、来ました」
「おぉ、入ってくれ」
僕が部屋に入るとそこには何というか特徴的な頭をした人と
「あれ?お前なんか見たことあんな………」
代行者がいました
「な!?ななな、近衞さん何故ここに代行者がいるんですか!?彼は重犯罪者ですよ!!??」
「まぁまぁ、落ち着くのじゃ、これは余り知られてない事なんじゃが実はこの麻帆良学園都市に土地を貸してくれてるのは誰でもない
彼、ムラサメ殿なんじゃ」
「………嘘でしょう?」
「「いや、マジ」」
「もういいです、それで僕に頼みたいこととは何ですか?」
「それなんじゃがのう、タカミチ君、君は今の魔法使いをどう思う?」
「…………」
「ここにはわしとムラサメ殿以外居らんから安心せい」
「では言わせていただくと少なからず落胆を………」
「それはどうしてじゃ?」
「近衞さんならご存知でしょうが僕はこれでも紅き翼の皆さんと行動を共にしてきました、そしてナギさん達はあの大戦で敵の首領を
倒した者たちとして『英雄』になりました。しかし本当に敵の首領を倒したのはそこにいる代行者です、ナギさん達はそのことを皆に
言いましたが彼らは耳を貸さずに彼らを『英雄』に仕立てあげました。ナギさん達、特にナギさんは悔しそうでした、彼らは体のいい宣伝看板
にされたんです。そして多くの人は今、『英雄と正義』に酔ってます、しかし正義を行うには足りなすぎる力を振るって………
あの大戦を知っているものとしては悲しいの一言に尽きます」
いつの間にか僕は心中にたまっていた事を全て吐き出していた
近衞さんのほうを見ると彼は僕の方を見て言いました
「ならば、君はどうしたい?」
「僕は力が欲しいです、少なくとも今の間違った魔法使いを抑えられるぐらいの……そうでなくてはナギさん達に顔向けできません」
僕がそう言うと
「君は本当にナギ達を尊敬しておるのだのう、上辺しか見ない者たちとは大違いだわい、ではタカミチ君強くなりたいのならココに通っては
くれんかのう?」
「どういうことです?」
「身内の恥をさらすようでなんじゃが、わし一人ではこの学園にいる全ての魔法先生を抑えておくことが出来んのじゃ、だからせめて
後一人、あの大戦の裏を良く知る人間が欲しかったのじゃ」
「それはわかりましたが、何故それが強くなることに繋がるんです?」
「それなんじゃが……実はここにいるムラサメ殿を君の師匠にしようと考えておってな」
な!!!!????
「僕には既にガトウさんという素晴らしい師匠がいます!!」
「それなんじゃが聞くところによるとガトウ殿も近頃は忙しいようじゃないか、ならばその間の鍛錬はどうするんじゃ?」
「それは、ガトウさんに言われた事を一人で………」
僕がそういうと今まで黙っていた代行者が
「お前さんはガトウになりたいのか?それとも奴を超えたいのか?」
と聞いてきた
「それは………」
「どうなんだ?」
「僕は…………、ガトウさんを超えたい!!誰よりも強くなりたい!!」
「良くいった!!近坊、俺はこいつが気にいった、約束を守るならコイツを育ててやるよ」
「本当か!!いや、良かったムラサメ殿、約束の件は任せておいてくれぃ」
「おぅ、じゃあ行くぞタカミチ」
「え?え?え」
そのまま僕は連れて行かれた
僕、強くなりたいとは言ったけど貴方の弟子になるとは言ってないんですけど〜〜〜〜〜〜〜〜〜
side エヴァ
「ただいまっと、ありゃエヴァいたの?」
「いたの?とはなんだ、別にいいだろ」
「まぁいいけどな」
「ところでお前が引きずってるモノはなんだ?」
「ん?一時的な弟子」
「そうか、弟子かってなにぃ!?弟子ってお前どういうつもりだ!!そいつは魔法使いじゃないか!!」
「まぁそうだな、でも俺こいつ気にいったからなぁ」
またそんな理由か………
「どうせ私が何を言っても聞かんのだろう?」
「おぅ」
「………はぁ、まぁ適当にやってくれ」
「そうするわ」
「あの〜、僕の意思は?」
「「え?そんなのあると思ってたの?」」
「…………もういいです」
side タカミチ (ここからは日記風にお送りいたします)
一日目
太陽が昇ると同時に起こされ裏の畑に連れて行かれる、畑に着くと同時に一本のクワを渡される
ムラサメさんによるとこのクワは振るう度に使用者から魔力と気を奪うらしい、これを使って畑を耕すことで体を鍛え、魔力、気の効率の良い使い方
そして畑も耕されるという一石三鳥な修行らしい
二日目
今日も今日とて畑仕事、クワを振るい畑を耕す、ムラサメさん自身も畑を耕していたがスピードが段違いだった
こんな事に意味はあるんだろうか?
〜〜〜しばらく同じ様な内容が続く
二十日目
さぁ、今日も畑だ!!近頃耕すのが楽しくなってきている、あれ?僕何しにここにいるんだっけ?
昼を過ぎたあたり、ムラサメさんが武術の修行を始めると言ってきた。そうだった僕は修行に来てたんだった
早速、エヴァさんの別荘で修行を開始する。ムラサメさんも別荘を持っているらしいがそちらは今は危険?らしいので
僕の修行の進み具合によっては行くらしい
それにしてもこの別荘というものは凄い、この中での一日は現実の一時間らしい
これがあればかなりの修行が出来るだろう
三十日目(現実の時間で表記されてます)
別荘で修行を始めてからかなりの日が経った、僕は今ではガトウさんの得意技である居合拳をほぼマスターしていた
驚いたのはムラサメさんがありとあらゆる武に通じていたことだ、彼のお陰で今は他の武術にも手を出している
別荘内で修行をしているとムラサメさんがそろそろ咸掛法を覚えようと言ってきた
ついにあの究極技法といわれるアレを覚えられるのかと思うとワクワクしてきた、頑張ろう
三十五日目
なんとか咸掛法をモノに出来た、まだ成功率は5割を超えないが後は自主練でどうにかなるだろう
そしてついにムラサメさんの別荘が解禁になった、なんでもそろそろ実力も付いてきただろうから別荘内の調査を依頼したいらしい
依頼というだけはあり、調査で見つけた食糧になりそうな動物や植物、もしくは新種を見つける度にお金をくれるらしい
後はムラサメさん特製フルコースを食べさせてくれるらしい、これはかなり嬉しい、頑張ろう
〜〜別荘内〜〜
これは無理だ!!!樹獣達はまったくの無害なのだが他の生態系がやばい、やばすぎる!!森に入ったと思えば食獣植物の大群が居り
とりあえず遠くからムラサメさんに渡されたカメラで写真を撮る、これは後でムラサメさんに見せてそこで彼が食べられると判断したものは
後で彼が回収に向かい調理してくれる。植物だけなら問題はなかったんだが動物が相手となると戦わざるを得ない時もある
そんな訳で現在僕は沼にいた体長が18mはある8本足のワニと戦っていた
結果だけ書くとなんとか勝った、やばかった僕はムラサメさんに念話で連絡を入れ迎えに来てもらった
確かにこの別荘で修行すれば強くなれるだろう
追記 ワニは大変美味しかった
side ムラサメ
タカミチを別荘に入れて修行を始めてから早くも2年の時が経った、今ではすっかり逞しくなったタカミチは現在、近坊の勧め通り
学校に通いながら修行をしている
今のあいつならそんじょそこらの敵なら瞬殺だろう
そういえばこの前、紅き翼のアルビレオ・イマがやってきたらしい、らしいというのは俺が興味が無かったから放っておいたのだが
なんでも諸事情で図書館島?の地下に住み始めたらしい
まぁどうでもいいが
「ムラサメさん!!これは食べられますか?」
タカミチが何かを引きずっていた、それは四本腕のゴリラだった
「さすがにそれは無理だな、データを取ったら別荘に戻して置いてくれ」
「はい!!後、なんかこのゴリラ達が巣にしていた辺りの樹に虹色に光る実がなってたんでついでに一つ取ってきたんですけど……」
そういうとタカミチは裏手から1mはあろうかという実を持ってきた
「それは、食べられるな後で調理しといてやろう」
「はい!!楽しみです!!」
………逞しくしすぎたかな
それにしてもタカミチのお陰で大分別荘の調査が進んだな
まぁ進んだといったも入口付近のエリアだけなんだが、さすがに奥地の方は俺とエヴァでないと辛い
ぶっちゃけるとあそこまで進化してるとは思わなかった
なんかすげぇデカイ鮫がいたんだが陸上にも適応してるし……あれは王陸鮫と名付けた
まぁ問題なく狩れたがな、他にも色々見つけたのだがそのどれにも通じていたのがこの世の物とは思えないほど美味なのだ
エヴァも舌鼓を打つほどで度々狩りに行っている
これはレストランでも開くか?
そのためにはもう少し調査をしなくてはな………
どうでしたか?見事にタカミチが餌付けされました
この時点でタカミチは原作ぐらいの強さを手に入れました、ここからさらに彼は強くなります。
さて今回でてきた動植物ですがもうわかってるかと思いますがトリコに出てくる
ガララワニ、トロルコング、虹の実です
次回からはもう名前をそのまま書くことにします。だって特徴を書くの面倒なんですよ(おいっ)
さてアンケートの結果ですが皆様色々な意見をありがとうございました
採用させて頂いたのは以下の方々です
アーティファクト名『アースプランナー』 皇 翠輝様
能力 竹林 森様
始動キー 『アース・ネイチャー・ビオランテ』 ゴンゴロ様
本当にありがとうございます!!