てなわけで外伝ですが最初に言っておきます
かぁなぁり短いです
作者がやってみたかっただけなんで
外伝 もしものお話
そこには男が二人いた
一人は目つきの悪い男
もう一人は赤髪の10歳ほどの少年だった
二人は荒野で向かい合っている
「ムラサメさん!!どうしてこんな事を!!」
「俺は人間を滅ぼすことにした」
「何故ですか!!」
「俺は人間がいる限り自然が守られることはないと判断したからだ!!この地球に人類は不要!!!」
「それは間違っています!!」
「どこが間違っている!!人類がいるから地球はここまで荒廃したのではないか!!」
「ぐっ、それは……」
「わかったなら消えろ、邪魔をするならば消すぞ?」
「それは出来ません!!僕はあなたを止めてみせる!!」
「やぁってみろ!!このガキがぁーーーーーーーーー!!!!」
「来たれ雷精風の精!!雷を纏いて吹きすさべ南洋の嵐!!雷の暴風!!!」
「そんなちゃちな技効きはせんわぁ!!!」
「あぅ!!!」
「どうした、そんなものか!!立派な魔法使いぃぃぃ!!!!」
「まだまだぁ!!闇夜切り裂く一条の光!!わが手に宿りて敵を喰らえ!!白き雷!!!!」
「何度言えばわかる!!そんな技は効きはせんと!!言っているだろぉがぁぁぁ!!!」
「それでもあなたは間違っている!!」
「まだ言うか!!こぉの馬鹿ガキがぁ!!!」
「何度でも言います!!あなたは間違っている!!何故ならあなたが滅ぼそうとしている人類もまたこの地球から生まれた
いわば天然自然の一ついわば地球の一部!!それを忘れて地球の救済など愚の骨頂っです!!!!」
「ふん!!ならば俺が正しいか、貴様が正しいかハッキリさせてやろう!!!究極融合ユグドラシル!!樹王砲!!!!!」
「望む所です!!契約により我に従え高殿の王、来れ巨神を滅ぼす燃ゆる立つ雷、遠隔補助魔法陣展開
第一から第十目標補足、範囲固定、域内精霊圧力限界まで加圧3、2、臨界圧!拘束解除!!全雷精全力解放!!
百重千重と重なりて走れよ稲妻!!千の雷!!!!」
二つの力がせめぎ合う
しかしその拮抗は段々と崩れ始める
雷は段々と削られていく
「どうした!!お前の力はそんなものかぁ!!もっと集中して魔力を練らんか!!そんなことでは悪党の俺一人撃つことは出来んぞ!!」
「ぐぅぅ」
「敵の目前で膝をつくとは負けを認めたか!!この馬鹿ガキがぁ!!」
「まだです!!契約により我に従え高殿の王、来れ巨神を滅ぼす燃ゆる立つ雷、遠隔補助魔法陣展開
第一から第十目標補足、範囲固定、域内精霊圧力限界まで加圧3、2、臨界圧!拘束解除!!全雷精全力解放!!
百重千重と重なりて走れよ稲妻!!千の雷!!!!」
「二重発動だと!!ぐぅぅぅぅ」
雷が男に向かい殺到する
「これでどうだぁ!!!」
「よぉし、今こそお前は真の立派な魔法使い………」
「む、ムラサメさーーーーん!!」
「ていう夢を見た」
「夢かよ!!!」
後悔も反省もしていない
ただやりたかっただけ
次回はちゃんと書くので御容赦ください
外伝はエヴァとの生活を書いてほしいとコメントされましたがそれはまた今度で