ようやく夕映編?一応の終わりです
ではどうぞ
ネギのことを書いてる間は異様に執筆スピードが落ちます
覚悟完了!!
side ネギ
どうしようかな、エヴァンジェリンさんに弟子にしてもらおうと思ったのに断られちゃった
僕はただ強くなりたいだけなのに
どうしようかな、こうなったら直接頼みに…………
いや、それは駄目だ
学園長先生も言っていたじゃないか、これ以上エヴァンジェリンさん達に干渉したらここでの修行も終わりだって
それだけは駄目だ!!
でも、どうしたらいいんだろう………
他の先生に聞いてみようかな…………
うーん、どうしよう
ぼーっとしながら歩いていると
「何をボーっとしているアル?」
声をかけられた
「え?あ、古菲さん。いえ別に」
声をかけてきたのは僕のクラスの古菲だった
どうやら彼女は何かの武術の練習の最中だったようだ
「そんなに深刻な顔をしておきながら何でもないって事はないアル。話してみるといいアル」
「………僕は強くなりたいんです。だけど弟子入りを断られちゃって、どうしようか悩んでいたんです」
僕はポツポツと話し始めていた
僕の話を聞き終えた古菲さんは
「ネギ坊主はどうして強くなりたいアルか?」
と聞いてきたので
「………僕には目標があるんです。その目的については話す事は出来ませんけど、その為には強くならないといけないんです」
答えていた
「………目的のために強く、アルか。ならネギ坊主も武術を始めてみたらどうアルか?」
「え?」
「ネギ坊主の目的はわからないアル。でも強くなりたいというのは分かるアル。ならネギ坊主も悩んでないで
なにか行動を起こすべきアル!!」
古菲さんの言葉が僕の胸にささる
「古菲さん」
「ん?なにアル?」
「ありがとうございます!!」
「お、おぉ?よくわからないけど、どういたしまして?」
「それで古菲さん、お願いなんですけど僕に武術を教えてくれませんか?」
「はい?………言っといて何だけどそんな簡単に決めていいアルか?武術は一杯あるアルよ?」
「はい、僕に気づかせてくれたのは古菲さんです。だから古菲さんに教えて欲しいんです!!」
僕が頭を下げると
「頭を上げるアル、そんな風に頼まれたら勧めた手前断れないアル」
「じゃあ!!」
「うむ、ネギ坊主に武術を教えるアル!!」
「有難うございます!!」
「うむ、じゃあこれから特訓の時は私の事は師父と呼ぶように!!」
「はい!!古師父!!」
よぉし、やるぞ!!
まずは出来ることからだ
それで強くなったら今度こそエヴァンジェリンさんに頼んでみよう!!
断られたのは僕が弱すぎるからに違いない!!
side 夕映
ムラサメさんの所から帰って来た私は『日常』について考えていた
そんな私が心配だったのかルームメイトでもあり親友でもあるのどかが
「夕映、どうしたの?また難しい顔してるよ?」
声をかけてきた
そんなのどかの顔を見た途端に私の中から悩みは吹き飛んでいた
そうです、何も悩む事なんてなかったのです
私にとっての守るべき、帰るべき『日常』はこの内気でだけど心優しい少女である親友や図書館探検部の仲間達と過ごす毎日です
なんだ、私の『日常』はこんなに近くにあったのですね
何を当たり前な事を、と思うかもしれません
でも、近すぎて気付かなかったのです
これが私だけの『日常』、そしてこの『日常』でまた馬鹿をするために私は必ず生き残る
という覚悟
本当に気付いたら一瞬ですね
過去の自分に教えてあげたいです
でも、彼『ムラサメ』さんの言葉がなければ私はこの『日常』にも気付かなかったかもしれません
いえ、きっと気付かなかったでしょう
「夕映?」
「なんでもないですよ。…………のどか、ありがとうです」
「?、どういたしまして?」
そういえばネギ先生は魔法使いと言ってましたね
のどかはネギ先生が好き
のどかは知っているんでしょうか?彼が魔法使いだということを
………教えてあげるべきでしょうか
いや、野暮な事はしないほうがいいですね
これは彼女の問題、彼女の『日常』
いくら親友とはいえ、そこに手を出してはいけませんね
私に出来るのは彼女が本当に悩んでいる時に少し手を貸してあげる事
それでいいはずです
それに私にもやるべき事、知りたい事があるのだから
「のどか、私は少し出かけてくるです」
「う、うん」
さて、行くとするです
side ムラサメ
こちらムラサメ、現在正座させられている
そんな俺の前には般若と化したエヴァが仁王立ちしている
「え、エヴァ、なんで俺は正座させられているんだ?」
「わからないか?そうか、なら教えてやろう。それは……」
「それは?」
「お前が最近全然私に構わないで他の女と楽しそうにしているからだーーーーー!!!」
「は?」
「は?ではない!!何なんだ、おまえは!!近頃は気に入ったと言っては色々な奴を店の客にして!」
え〜と、ようするに
「ようするにもっとエヴァを構え、と?」
「そういうことだ!!」
……………
「そこ!!なんだその顔は!!」
「いや、別に。それでお前が俺にどうして欲しい訳?」
「そうだな、私と一緒にりょ、旅行に行くぞ!!」
「二人で?」
「そ、そうだ!!二人っきりでだ!!」
「ちなみに拒否権は?」
「ない。というかお前、あの時私に言ったよな?」
あの時?一体いつのことだ?長く生きてるとこう言うところで認識とかの違いがでるよな
「いつのことだよ」
「修学旅行の最後の夜だ!!お前、私にリョウメンスクナを一発で倒せたら一つだけ言う事を聞いてやるって言ってたよな?」
あ〜〜〜〜、そういえばそんな事言ったような
「言ったような、言わなかったような………」
「茶々丸!!」
「はい、マスター。『じゃあ、アイツを一発で終わらせたら一回だけ何でも言う事聞いてやるよ』再生終了です」
くっ、まさか茶々丸が録音していたとは…………!!
「これでもう逃げ場はないぞ?」
くそぅ、ニヤニヤしやがって!!
「わかったよ、俺の負けだ。旅行でも何でも行ってやるよ」
「当り前だ。さてどこに行こうかなぁ」
エヴァは既に何処に行くかを考えているようだ
トリップしてるエヴァは置いといて
さてと俺はどうするかなぁ、取りあえず畑に行くか
俺が部屋から出た時に山に侵入者が来たようだ
だがこの感じはあの嬢ちゃんか
答えが出たようだな
なら、出迎えに行くとするかね
side 夕映
私が屋敷の前に着くと、私が来るのが分かっていたようでムラサメさんが切り株に座っていた
「答えは出たか?」
「………はい、私だけの『日常』と覚悟は見つかりました」
「あぁ、内容は言わないでいいぞ。それはお前だけの物だからな」
「いいのですか?もしかしたら私は嘘をついているかもしれないですよ?」
「嘘ついてる奴はそんな事いわねぇよ。それに目を見ればわかる」
目を見るだけでわかる、ですか
「じゃあ合格ですか?」
「おぉ、合格だ。約束通り教えてやるよ、全てを」
やった!!私は心の中でガッツポーズです!!
「じゃあ早速教えて欲しいのです!!」
「まぁ待て、そんなにがっつくな。まずはホレ」
ムラサメさんは私にカード?を渡してきました
「これは?」
「ここに来る途中にひらけた場所あったろ?それを持ってそこに行けば面白い事が起きる。
話はそこでしよう」
「じゃあ行くです!!」
「落ち着け、俺にも準備とかがあるんだ。そうだな、二日後は確か休みだったな。その日に今言った場所に来い。
あぁ、後昼飯は食べてくるなよ?美味いもん食わしてやる」
それだけ言うとムラサメさんは畑の方へと行ってしまいました
結構マイペースな人です
それにしても二日後ですか
待ち遠しいです
それにしても昼ごはんを抜くように、とはどういうことなんでしょうか
まぁ、それも楽しみにすればいいだけです
ここから夕映の超強化が始まる!!
ついでに薬味君が原作通りに武術を始めました
彼はもういらない、的な感想がありますが、彼はいるんですよ
魔法世界編や学園祭編や悪魔襲来など作者が書きたいイベントを潤滑に進めるためには彼というファクターは必要不可欠なのです。まぁそれでもほとんど空気かうざい子ですが・・・・・・・・
そんなわけで皆様にアンケートです!!
上記で述べたとおりネギはまだ必要です。そのため彼も少しは強くしないといけないんです。面倒だなぁ・・・・・
そんなわけでエヴァに代わる魔法の師匠を誰にするかのアンケートです
一応、考えはあるんですが、一応アンケートします
まぁ師匠といっても魔法世界にいくまでの一時的な師匠ですが・・・・・・・
よろしくお願いします