かなりの駄文になってしまったorz
やっぱり日常というかオリジナルは難しいですね
上手くなれるように頑張ります
修行風景
side ネギ
神多羅木先生が一時的な僕の師匠になってから一週間が経った
その間に僕が教わったのは新しい魔法ではなく徹底した魔法の効率化だった
神多羅木先生曰く、
『ネギ君、君の魔力量は確かにすばらしい。だが、今の君はその魔力に頼っているだけでまったくと言っていいほど
魔力が練れていない。これでは折角の魔力も無駄になってしまう。故に私が君に教えるのは魔力の運用法だ。
まぁ君の事だ、すぐに出来るようになる』
とのことだった
確かに神多羅木先生の魔法は使っている魔力は少ないけど無駄が一切無かった
でも、どうして指パッチンなんだろう?
あれに意味はあるのかな?
side 楓
現在、拙者と真名はムラサメ殿に呼び出され、レストランにいるで御座るよ
「ムラサメ殿、拙者等を態々呼ぶなんてどうしたで御座るか?」
「そうだね理由を教えて貰えないかい?」
真名も拙者に続きムラサメ殿に聞く
「今回、お前さん等を呼んだのは他でもない。そろそろ別荘の奥に入れようと思ってな」
「それは本当で御座るか!!」
「嘘言ってどうなるよ」
なんと遂にあの別荘の奥地にいけるで御座るか
これは楽しみで御座る
それにしても、どうしていきなり行かせてくれる気になったんで御座ろうか
「どうして連れて行くのかって顔だな。そうだな理由としてはお前さん等も強くなってきたからな
そろそろランクアップかと思ってな。後、暇だったし(ボソッ)」
絶対に後者が一番の理由で御座る!!
というかムラサメ殿、何故に暇で御座るか?
エヴァンジェリン殿達とダラダラしてなかったで御座るか?
「ムラサメさん。どうしてそこまで暇なんだい?エヴァンジェリン達はどうしたんだい?」
真名ナイスで御座る!!
「あ〜それはだな、実は一週間程前から夕映がうちで魔法の修行を始めていてなエヴァはそっちに付きっきりなんだ。
で、余った俺は暇になったって訳だ」
なるほど、そういう訳で御座ったか
それにしてもあの夕映殿が弟子入りで御座るか
しかもエヴァンジェリン殿とムラサメ殿に………………
大層強くなるんで御座ろうなぁ
戦ってみたいで御座るなぁ
「楓、顔に出てる」
「おっと」
「まぁそんな訳だから行くぞ」
「あいわかった」
「了解だよ」
さてどんなのと戦えるんで御座ろうな
side 夕映
「さて綾瀬、今までお前には基本となる魔法を教えてきた。そこでだそろそろ中級レベルの魔法を覚えて貰う」
「中級ですか?ですが私はまだ基本的な魔法もそんなに上手に扱えているとは思えないんですが」
「貴様は上手に扱えていないと言うがそれは間違いだ。すでに貴様は基礎の魔法ならほとんど無詠唱で唱えられている」
「それはそうですが、エヴァンジェリンさん達みたいに高い威力は出ていないです」
「私達と比べるな、貴様と私たちでは持っている魔力が違いすぎる。だからこそ私は貴様に無詠唱の修行ばかり
つけていたんだ。威力で劣るなら手数で補え」
確かにエヴァンジェリンさんの言う事には一理ありますが、それでもあの威力を目の当たりにしてしまうと
手数などでは意味が無い気がするんですよ
なんというか空しい気分になるのです
「余り納得は出来ていないみたいだな。まぁ仕方ないか、修行を始めてからというもの貴様は私達以外の魔法使いに会っていないのだから
自分の力量が分からんのも道理か」
するとエヴァンジェリンさんは手を口元に当て何かを考えているかと思えば意地の悪い笑みを浮かべました
嫌な予感しかしないですね
「まぁいい、この件は後だ。まずは先程言った通り中級魔法を覚えて貰う。といっても私が教えられるのは闇の属性だけだ
土に関してはムラサメに聞くのが一番なんだがあいつは教えるのが下手だからな、ある程度は私が教えてやる」
「はいです」
ちなみにエヴァンジェリンさんの修行方法は、まずお手本を一回だけ見せてくれる
その後はそれをマネながら自分の魔力が空になるまで撃ち続け、切れたら休憩に入る
その休憩の間に何が駄目だったのか、こうすればもっと上手に撃てるなどのアドバイスを貰い
魔力が回復したらまた撃つ続けるを繰り返すものだ
私が思うにエヴァンジェリンさんは人に教えるのが好きなんでしょう
だって、私に教えているとき顔がとても良い笑顔なんです
まぁこんなことを本人に言えば修行の難度を上げられるのは体験済みですから言いませんけど
「よし、綾瀬!!休憩は終わりだ。始めるぞ」
「はいです!!」
side 真名
さて、今私達はムラサメさんの別荘にある屋敷の中にある部屋の一つにいる
「ムラサメさん、これは転移陣だよね?」
「そうだ。これは俺の別荘の各エリアの入り口に設定されている。で、今日行くのはこれだ」
ムラサメさんはそう言うと部屋に入ってすぐの転移陣を指差す
「これはどこに繋がっているんだい?」
「山脈地帯だ」
「そこには主にどんなものが出てくるで御座るか?」
そう、そこが重要なのだ
私達が今まで戦ってきたのは森に住んでいた陸上生物が主だったのだ
それがいきなり変われば下手をすれば死ぬかもしれないのだ
「まぁ基本は森に居る奴等の亜種と怪鳥とかだな。というか空を飛んでるのが主だな」
「ようするに今度の修行は対空というより自分よりも速いものとの戦いで御座るか」
「そういうことだ。今までが力重視だったからな」
「なるほどね、今回は楓より私向きかも知れないね」
そう、私はスナイパーなのだから
近頃は近距離戦が多かったため忘れられたかも知れないが
「そうで御座るな。となると拙者が撹乱して真名がとどめといった所で御座ろう」
「作戦会議は終わったか?じゃあ行くぞ」
「「わかった(で御座る)」」
私達は転移陣に乗るとすぐに移動させられ次の瞬間にはそこは山脈の中だった
「ムラサメさん、これから私達はどうすればいい?」
「そんなもん決まってんだろ、いつも通りだ。俺が獲物の居る所まで案内して後はお前さん等が戦う
お前さん等が死にそうになったら俺が終わらせる。以上だ」
まぁそうだろうね
「納得したなら行くぞ」
そういうとムラサメさんは歩き始める
私達はその後を付いて行く
それにしても本当にムラサメさんは不思議な人だ
初めて会った時はいきなり脅迫して来たかと思えば気に入ったと言って色々便宜を図ってくれる
お陰で私もかなり強くなれたのだが
これがあの代行者だとは誰も思わないだろうね
なにせ私が噂に聞いていた代行者は無慈悲でただひたすらに壊し続ける存在だったからね
だが実際に会ってみればそこまで酷いものではなかった
まぁ殺されかけはしたけど
でも、その時から私は彼に興味を持った
もう少し彼の事を知ってみたいと思った
まぁ、実際にそんな事を言えば潰されかねないから秘密だけどね
「真名、何をぼーっとしてるで御座るか?そろそろ着くで御座るよ?」
「なんでもないよ、さて気合いを入れようか」
「うむ!!」
私達がたどり着いたのは山脈をある程度登った所にあるひらけた場所
そこには一頭の巨大な鳥がいた
それは体長は4m程で姿は鷹に似ている
というか、これは
「ムラサメさん、これはもしかしなくてもロック鳥かい?」
「真名、正解。じゃあ頑張って」
どういうことだ?
しかしムラサメさんはこれ以上は喋るつもりは無いようで地面に切り株を創りそこに座る
なんというかいきなり難易度上がりすぎじゃないのかな?
しかし向こうはそんな私の考えなど知った事かな訳で
「真名!!来るで御座るよ!!」
襲いかかってくる
まずは小手調べだ
私は自動拳銃を撃ってみるが難なくかわされてしまう
「やはり速いな!!楓、当初の予定通り撹乱を頼む!」
「承知!!」
楓が撹乱している間に私はロック鳥の眉間に照準を合わせ引き金を引く
弾丸は寸分違わずロック鳥の眉間に当たった
しかしロック鳥は少し怯んだだけで倒れはしなかった
まいったな、まさかライフルの弾が通らないなんてね
これは火力が足りないね
せめて魔法使いが一人は必要だ
「ムラサメさん!!今回は無理だ。止めにしてもいいかい?」
「まぁしょうがないか。流石にライフルはもう効かんか」
ムラサメさんはそう言うと腰を上げロック鳥と私達の前に樹の壁を創りだした
「じゃあ帰るぞ」
「行動が早いね」
「お前さん等がやめたんだ。ならこれ以上いるのは意味がない」
「兵は拙速を尊ぶ、で御座るか」
「そういうことだ」
そう言ってムラサメさんは山を下り始めたので私達もそれに続く
それにしてもあのロック鳥に勝てなかったのは悔しいね
でも火力不足も事実
そういえばエヴァンジェリンの元では夕映が修行をしているようだから今度一緒に来てみよう
そんなわけでチーム結成の前ふり?でした
後1〜2話ほど書いたら悪魔襲来に入ります