今回はかなり酷いです。なんかもう全然話が進まない
早く学園祭やりたいのに・・・・・・
では楽しんでください
いや、お前弟子じゃないし
side 楓
学園祭の出し物も決まり準備を進めているので御座るが拙者としては学園祭にて開催される
麻帆良武道会の方が興味があるで御座る
拙者の忍としての勘が囁くので御座る
今年は猛者が集まる、と!!
その勘を信じて修行を厳しくしたいと思い、ムラサメ殿の別荘を貸して戴く事を決意したので御座る!!
「___というわけで別荘で修行させて欲しいで御座るよ」
そして現在拙者はムラサメ殿の家にお邪魔して頼んでいるので御座るが・・・・・む、このお茶美味しいで御座る
さて頼んでみたは良いが、果たして許可が貰えるか……
「いいぞ」
やはり駄目で御座っ…………はい?
「いいので御座るか?」
「良いっつってんだろ。ただし場所は俺が指定するけどな」
あ、これは早まったで御座る。大会に参加する前に拙者死ぬかも
だってムラサメ殿、凄く良い笑顔で御座る
あの笑顔は絶対に碌な事にならないと頭が告げているで御座る
「む、ムラサメ殿、その修行場ではどのように強くなれるで御座る?」
「…………寒さに強くなる?後はギリギリの命の奪い合いで確実に力量があがる?」
何故明後日の方向を向きながら言うんで御座るーーーーーーーーーーーーーー!?
「やっぱりこの話は無かった事「無理」…………そうですよね」
「じゃあ行くか」
ムラサメ殿はそう言って拙者を俵持ちして運んで行った
脳内メロディーはドナドナで御座る
後、拙者も一応女で御座るよ?俵持ちはあんまりで御座る
side ムラサメ
近頃暇だったからな、丁度いい暇つぶしが来た
まぁこれが自称正義共だったら有無を言わさず屋敷に配備した植物の餌食なんだが
楓だったからな
さぁて楓はあの極寒地獄でどう修行できるか楽しみだ
side 楓
さ、寒いで御座る
ただひたすらに寒いで御座る!!!
「ムムムム、ムラサメ殿ぉぉぉ。寒いで御座るーーー!!」
「そりゃそんな薄着じゃなぁ」
そういうムラサメ殿も農作業とかをやる時の軽装なのにこの違いは何で御座るか
「楓、お前さんも気は習得してるよな?」
「い、一応は。寒い、寒いで御座るよ」
「なら気を全身に纏う様にしてみろ。いいか、体を包む感じだ」
ムラサメ殿はいとも簡単に言うで御座るが、気と言うのは本来体の内を流れている物
ソレを体の外に一時的に出す事によって身体の強化をするもので御座るがソレを体に纏うなんて考えた事もなかったで御座る
しかし、この状況出来なければ待っているのは凍死
「むむぅぅぅぅ」
拙者は気を纏おうとするのだが中々うまくいかない
ムラサメ殿の方を見ると、彼は既に帰ろうとしていた
「何を帰ろうとしてるんで御座るか!?」
「いや、後は頑張れよ。畑が俺を呼んでるんだよ」
「弟子を置いて行くので御座るか!!??」
「いつ俺がお前さんの師匠になったよ、俺はお前さんを雇ってるだけだ」
そういってムラサメ殿は着々と帰る準備を進める
「ムラサメ殿、ならば拙者が気を纏えるようになったら弟子にして欲しいで御座る!!」
「そういうのはエヴァに頼めよ」
「お願いでござるーーーーー!!拙者強くなりたいので御座るよ!!」
ムラサメ殿はしばらく何かを考えた後
「よし、条件を満たせたら弟子?にしてやる」
と言った
「おぉ、それで条件とは何で御座るか?拙者頑張るで御座るよ!!」
「気を纏えるようになることと、ここアイスヘルで別荘内の時間で一週間生き残る事が条件だ」
それでいいので御座るか?
拙者の目に気がついたのか
「そんだけだ。じゃあな」
ムラサメ殿はそう言って帰って行った
ふふふ、気を纏うのは大分出来るようになっているでござるからな、でないと今の様に普通に会話など
出来るはずもない
後は一週間生き延びるだけで御座る
サバイバルなら忍者の十八番
ちょちょいのチョイで御座る!!
そう思っていた時期が拙者にもあったで御座る
六日間は何事もなかったんで御座るよ?
ここアイスヘルにも一応は魚がいるようで御座ったからそれで生きてきたんで御座るが
最終日となった今日、何故か魚が見当たらないので御座る
まるで魚が何かから逃げているような様子で御座る
その時、拙者に向かって殺気が放たれた
即座に臨戦態勢に入るが殺気の主は見えない
だが、いるのはわかる
ゆっくりとその場を離れようとした時、背後から何かが襲いかかってくる
かろうじてソレを避け、後ろを振り向くと
そこには白い獣がいた
ムラサメ殿の家族のストルズほどではないが成人男性を優に超える大きさのジャガー
それが五頭いた
マズイで御座る
この獣達は強い、一頭ならなんとかなるで御座るが相手は五頭
しかも群れでの狩りを基本としているため手ごわい
「なるほど、ムラサメ殿が簡単な条件を出す訳が無かったで御座る。されど拙者はまだまだ高みに行きたい!!
故に!!甲賀中忍、長瀬 楓推して参る!!!」
side ムラサメ
畑仕事も大分終わり、ふと時計をみると既に七時間が経過しようとしていた
さてさて楓はどうなったかな
早速転移陣を起動し別荘へと移動する
そしてアイスヘルへと入った俺が見たものは
「ムラサメ殿!!拙者確かに生き延びたで御座る、それに仲間も出来たで御座る!!」
そういった楓の隣にはアイスジャガーがいた
話を聞くと先程アイスジャガーの群れに襲われたのだがなんとか撃退したところ
何故か群れのリーダーに懐かれたらしい
なんだ?楓にはム○ゴロウさんの才能でもあるのか?
「それより約束は守ってもらうで御座るよ」
「わかったよ、お前さんを弟子にすりゃいいんだろ。てか何を教えればいいんだよ」
「…………さぁ?」
「………………せめてそれぐらいは考えてきてくれ」
「そうするで御座る」
こんなんで大丈夫なのか?この忍者
なんだか目の前の忍者の将来が少し不安になった幕切れだった
side 夕映
魔法の修行も大分進んだ頃
「そういえばエヴァンジェリンさん」
「ん?なんだ?」
「エヴァンジェリンさんはムラサメさんと仮契約はしないのです?」
「してるぞ」
え、そうだったんですか?
「どっちが主なんです?(やっぱりムラサメさんでしょうか)」
「私だ」
「え、そうなんですか?てっきり逆だと思ってたです」
「おい、それはどういう意味だ」
「な、なんでもないです。でもムラサメさんがアーティファクトを使ってるのを見た事が無いです」
「何を言ってるんだ。いつも使ってるじゃないか」
「いつ使ってるですか?」
「畑仕事の時に使ってるだろう。あいつが使ってるクワがアーティファクトだ」
「…………冗談ですよね?」
「本当だ」
なんというか魔法の世界は広いですね
クワがアーティファクトですか
「ところで綾瀬、なんでいきなり仮契約の話など出した?」
「い、いえちょっと私も欲しいな、なんて思ってないですよ?」
「欲しいのか」
「…………欲しいです」
「よし、ならやってみるか?」
「え」
誰とですか?
…………まさか
「エヴァンジェリンさんとですか?」
「あほ。誰がお前とキスなんてするか。ムラサメとやらせるんだよ」
なぁんだ、良かったです
ってよくないです!!
わわわわ、私がムラサメさんと
「というかエヴァンジェリンさんはムラサメさんの事好きなのにいいんですか?」
「別にいいさ、お前は人間だからな。お前が生きる百年ぐらいどうという事はない。それにお前を仮契約させるついでに私ももう一度仮契約するつもりだからな。今度はムラサメを主にしてな」
そう言って笑うエヴァンジェリンさん
容姿はあれなのに、なんというか凄いですね
というか、私はダシですか
というかキス…………
どうしましょう
のどかの部屋に帰った後もずっと顔を赤くしていた私はのどかに物凄く心配されました
うぅ。失態です
はぁ、酷い。まぁとりあえず次回から学園祭が書けたらいいなぁ
ちなみに夕映の仮契約ですが原作でもこのタイミングだったのでちょうど良いかなと思ったので書きました。
エヴァの黒歴史
今回はきなこ餅さんからのお題です
チャチャゼロ「アレハ150年位前ダッタカ、御主人ガムラサメニアピールシヨウト少シ背伸ビシタ格好デムラサメニセマッタンダガ、ムラサメニ『なんだお前その格好、少し笑えるぞ』ト言ワレテ涙目ニナッテナ・・・・・」
茶々丸「それでその後どうなったんですか?」
チャチャゼロ「随分ト興味津津ダナ。マァイイカ。ソノ後ヤケニナッタ御主人ハ爪先立チニナッテキスヲシヨウトシタンダガ・・・ククク、勘違イサレテ高イ高イサレタンダヨ!!!アレハ傑作ダッタゼ!!!」
エヴァ「お前はそれ以上しゃべるな!!また何か余計な事を言えば魔力供給切るぞ!!」
チャチャゼロ「オォ怖イ怖イ。御主人ガ怖イカラココマデダ。マタ今度ナ」