IF外伝 もしレッドが他の世界に行ったとしたら……part1
〜H×Hの世界へ〜
日常編
「本が好きなんですか?」
「!? あぁ昔から本を読むのが好きでね……」
「へぇ……気が合いますね!
俺の名前はレッド・ド・ドリュウズです」
「俺の名前はロロ・ルシル。
面白いね君。
もしよかったらホームコードを交換しないか?」
「(面白い?)良いですよ、同好の士に会えたのは久しぶりなので!
いつでも連絡して下さい」
「そっか!
今日は忙しいからここら辺でお暇させてもらうけど、時間が出来たら連絡する」
「そうですか……それじゃあまた!」
「あぁ」
「良い人だったな……でもなんか聞いたことある名前の様な気がするんだよなぁ」
「レッド君! また店番中に本を読んでいたのかね!」
「あぁ店長!?」
「いい加減にしないと減給するよ?」
「それだけは勘弁してください!」
「アイツ面白いやつだったな……っと電話か(ピッ)。
なんだ……分かった。
アジトで合流する。
さて、レッドって言ったな。
絶している俺に気付いたってことは、念能力者か?
それにしては……どっちにしても面白い。
しばらく様子を見ることにするか」
イベント編
「確かに証明書的なものないんだけどさ……だからってハンター試験はおかしくないか?」
「お前も大変な人生送ってたんだなぁ」
「レオリオ、お前医者目指すなら俺の心をどうにかしてくれ!」
「無理だな、不可能だ、諦めろ」
「お前!?」
「だってお前と出会ったの、ついさっきだぜ?」
「それでも頑張ってくれ!」
「無茶言うなよ……」
「おぉ、ここがハンター試験会場……か?」
「早く入ろうよ!」
「オイ、待てってゴン!」
「やれやれ……私達も行くとしようか、レッド」
「(この店のネーミングセンスカオスすぎるだろ!)……そうだな」
「うわぁ……人がいっぱいいるよ!」
「ゴン! 睨まれてるから……」
「?」
「だからね? 皆の迷惑になるからあんまり騒がないようにしようってこ「ギャーーーーーーーーーー!!」……勘弁してくれ」
「アイツはヒソカ、前回のハンター試験で試験管半殺しにして失格になった危ない奴だ……近寄らない方が良いぜ?」
「そう言うアンタは?」
「俺か? 俺はトンパだ。
一応ハンター試験常連だぜ?」
「(それって良いことじゃないんじゃ……)そうなんですか?」
「あぁ、分からないことがあったら俺に聞きな!
これはお近づきの印だ」
「(来たな、トンパジュース)いえ、喉渇いてませんから」
「そうか? 残念だな……坊主はどうする?」
「俺飲む!」
「そうか! じゃあほれ」
「ありがとう!………エレエレエレ〜。
おじさんこれ痛んでない?」
「(無味無臭の下剤だぞ?!)あ、あぁ済まなかったな!
じゃあ俺はこの辺で」
「(野生児相手に薬はなぁ……)」
バトル編
「第3試合ヒソカ対レッド……始め!」
「君はあまり美味しそうじゃないね♪」
「……ご期待に添えず申し訳ない」
「でも殺すと負けになっちゃうから手加減してあげるよ」
「(念を使える相手に素の状態で勝てるとは思えないし、何よりヒソカだしな)それはありがたいですね」
「なぁ、レッド大丈夫だと思うか?」
「分からない……彼の戦っている姿は、今の所見る機会がなかったからな」
「だよなぁ、でもヒソカには勝てないんじゃねぇか?」
「そうかもしれないが……動いたぞ!」
「おぉ! ヒソカのトランプを切り落としたぞ?!」
「(レッド……意外と強かったのだな)」
「でもやっぱり防戦一方だな……ん? なんだ?」
「ヒソカがレッドに何か話しかけているな」
「君意外と強かったんだ♪」
「いえいえ、偶々です」
「でも君……本気出してないでしょ?」
「?!……何でそう思うので?」
「何となくかな」
「(きめぇし、怖ぇ)いえいえ、これが本気ですよ?」
「ふ〜ん……でもこのままだと君殺しちゃうよ?」
「え? いやいや、そうしたら貴方の負けですよ?!」
「だから本気を出してくれると嬉しいなぁ」
「殺されるのは困ります……ッ!?(バンジーガム?!)」
「ほら、防がないと死んじゃうよ?」
「オイ!? レッドの奴今不自然に体勢崩さなかったか?!」
「そのようだが……原因が分からない」
「(くっそ! やっぱり狂人の相手は困る!装備、ツボツボ、パルシェン、ハガネール)グッ!」
「?!へぇ……面白いこと出来るんだね」
「ちょっと身体が頑丈なもので……ガッ?!」
「うん……君面白いね」
「おい……今顔にトランプ当たったよな?」
「……そうだな」
「あれって、二次試験で人斬ってたやつだよな?」
「……そうだな」
「レッドって……なにもんだ?」
「……私にわかるか!」
「特に念も使ってない様だし、どうやってるのかな?」
「念?」
「あぁ、別に気にしなくても良いよ♪
でもどうしようかな……そうだ!
一回本気で攻撃してきなよ、それで僕が納得出来れば君の勝ちにしてあげるよ」
「(本気か……見た目が変わらない程度のポケモンを装備して、格闘系の技かな?)」
「どうしたの?」
「いえ、その提案ありがたいです(ハリテヤマ、ゴーリキー、コジョンド装備!)。
では行きます」
「なんだ?」
「急にレッドが立ち止ったな……何かする気なのか?
「走り出したぞ!」
「(何をする気なのかな♪)」
「ガードしてくださいね?
メガトンパンチ!」
「グッ!?(これは……想像以上だねッ!)」
「ヒソカが吹っ飛んだ?!」
「だがダウンはしないか……(怪力だな)」
「どうでしょうか?」
「フフフ! 合格だよレッド君!!
審判、僕の負けで良いよ」
「え? は、はい!
勝者レッド!」
「(念を使ってないのにこの力……良いねぇ)ぜひ君とはルールなしで戦いたいよ」
「(凄い寒気を感じるよ?!)え、遠慮します!!」
こんなところかな?ハンター世界では無双編は書きません。
無双出来るか微妙ですから……THIS WAY!