第26話 アニマルテラピー
久しぶりの森フェイズですよ皆さん!!
………皆さんって誰やねん。
突如やってきた電波が、俺にこう言えと囁いた気がする。
そんな実際は久しぶりじゃない森に来た。
相変わらず静かでいい場所だ!
それなりに広くて、動物もあまり多くないから人も来ることが少ない。
まぁじゃないとポケモン召喚なんて試せないわけだが……。
とりあえず日課の空手の鍛練をし、今日は久しぶりにニューラを召喚してあげることにした。
「来いニューラ!」
いつもの光が現れ、そこから黒い影が飛んできた。
とりあえず避けてみた。
ズサーーーーーーーという音が聞こえてその後木にぶつかった様だ。
「ニャーーーーーーーーー!!!」
「あ……ごめん」
いやぁ、つい癖で避けてしまった。
この間のマルギッテさんの水弾を思い出してしまって、無意識だったんだ。
恨みのこもった目で見られている俺は微妙に居心地が悪かったので、とりあえず撫でることにした。
ひたすら撫でることにした。
最初は許さんとばかりにソッポを向いていたけで、段々顔が緩んできた。
3分くらい撫でていると機嫌は元に戻ったようだ。
それが分かったので一旦撫でるのを中断し、ニューラに改めて謝った。
「ごめんな? いきなり飛んできたからビックリしてな……許してくれ」
「……ニャ」
なんとか許してくれたようだ。
相変わらず可愛い系のポケモンは癒されるなぁ。
最近は修行ばっかりで、癒しが足りない!
しかも最近は召喚より、装備の制御ばっかりだったからここ半年くらい召喚してなかった。
だからか余計に可愛く見えた。
「よし! 今日は他の子も召喚してみるか!」
「にゃ?」
他の子が誰のことを指しているか分からないニューラは首を傾げていたが、とりあえず俺は召喚をし始めた。
「来いピカチュウ、ポッチャマ、ロコン!」
目の前に3つの光が出てきた。
ピカチュウの光は少し大きいが……。
そうして出てきた三匹は、初めての異世界に興味津々のようだ。
まぁピカチュウは真っ先に俺のところに来たけど、他の二匹は思い思いの行動をしている。
丸っこいペンギンみたいなポッチャマは蝶々追いかけて転んでいる。
六本の尻尾を持つ狐のロコンは突然出てきた蛙に驚いて火を吹いている……火?!
「ポッチャマ、水鉄砲だ!!」
「ポチャ!」
ポッチャマはロコン目掛けて水鉄砲を放った……いやそっちじゃなかったんだけど結果的に火は消えた。
びしょ濡れになったロコンは何が起こったかわからないようだ。
俺はロコンに近づいていき、しゃがみ込んだ
「ロコン、ここは森なんだから火は厳禁だ。
分かってくれるか?」
「コーン……」
分かってはくれたみたいだけど、微妙に機嫌が悪い。
とりあえず頭をワシャワシャ撫でて、抱き上げてニューラ達が居る所へ連れてった。
でもこうしてポケモンが4匹もいると壮観だな。
っていうかピカチュウが凄い静かなんだが、俺もしかしてレベル高い子呼んだか?
基本ポケモンのレベルが高い子は精神的にも成長していて、あまり騒がない。
まぁ伝説とか性格的なものもあるから一概には言えないけど……。
「ピカチュウ、もしかして君電気玉持ってる?」
「ピカ!」
どうやらこの子は俺が育てたピカチュウらしい。
指定しない時は、同じポケモンだとレベルが高い方が出てくるのか?
これは良い発見だな!
俺が切り株に座って、考える人を地でやっていると、ズボンの裾を引っ張るロコンとポッチャマがいた。
ニューラは初めて出てきた子達に譲ってくれたらしく、端っこの方で木に寄りかかって寝ているようだ。
とりあえず考えるのはそこまでにして、初めて会ったロコンとポッチャマを構うことにする。
近くにある湖まで移動し、そこで遊ぶことに決めた俺はニューラを抱っこして連れてきた。
ピカチュウは何も言わず、俺の後ろを着いてきている。
この子もそうだけどラオウも執事みたいだったな。
ホロやセレビィ程とは言わないけど、もう少し自分を出してもいいと思うんだが……。
「コーン!」
「ポチャーーーー!!」
あっちではさっきの仕返しとばかりに、ロコンがポッチャマに水を掛けてからかっているようだ。
微笑ましいと思いつつピカチュウと共に、湖のそばに座りその光景を見守る俺。
「ピカチュウ、お前も行ってきていいんだぞ?」
「ピカピ」
首を横に振られてしまった。
そして俺を指さし、次に自分を指さし、最後に両手を広げた。
最初抱っこでもしてほしいんだろうか?とか思ったが、どうやら俺を警護してくれているらしい。
可愛い……いやそうじゃない!!
「大丈夫だ、これでも魔法使いだからな!」
「ピカ?」
俺はそういって目の前に水の玉を浮かべて、木に向けてはなった。
水球は木に当たって、めり込んで弾けた。
ピカチュウは少し驚いたようだった。
「な? だからお前も一緒に遊んどいで。」
「ピッ!」
なんだかんだ羨ましかったみたいだ。
凄い速さで突撃して行って、高い水柱が出来た。
その後ロコンとポッチャマに文句を言われていたみたいだが、みんな楽しそうだった。
俺はそんなポケモンたちを見ながら森での一日を過ごした。
Lvの高い子は懐き度が基本的高いです。
故に自分よりレッド君を優先してくれることが多い。
でもあくまで優先なので、レッド君が自由に行動していいと言えば基本自由に動き回ります。
逆にレベルが低い子は、本能を優先させてしまうので戦闘以外はかなり遊び回ったりします。
戦闘ではいうことを聞いてくれるので問題はありません。
久しぶりの森フェイズですよ皆さん!!
………皆さんって誰やねん。
突如やってきた電波が、俺にこう言えと囁いた気がする。
そんな実際は久しぶりじゃない森に来た。
相変わらず静かでいい場所だ!
それなりに広くて、動物もあまり多くないから人も来ることが少ない。
まぁじゃないとポケモン召喚なんて試せないわけだが……。
とりあえず日課の空手の鍛練をし、今日は久しぶりにニューラを召喚してあげることにした。
「来いニューラ!」
いつもの光が現れ、そこから黒い影が飛んできた。
とりあえず避けてみた。
ズサーーーーーーーという音が聞こえてその後木にぶつかった様だ。
「ニャーーーーーーーーー!!!」
「あ……ごめん」
いやぁ、つい癖で避けてしまった。
この間のマルギッテさんの水弾を思い出してしまって、無意識だったんだ。
恨みのこもった目で見られている俺は微妙に居心地が悪かったので、とりあえず撫でることにした。
ひたすら撫でることにした。
最初は許さんとばかりにソッポを向いていたけで、段々顔が緩んできた。
3分くらい撫でていると機嫌は元に戻ったようだ。
それが分かったので一旦撫でるのを中断し、ニューラに改めて謝った。
「ごめんな? いきなり飛んできたからビックリしてな……許してくれ」
「……ニャ」
なんとか許してくれたようだ。
相変わらず可愛い系のポケモンは癒されるなぁ。
最近は修行ばっかりで、癒しが足りない!
しかも最近は召喚より、装備の制御ばっかりだったからここ半年くらい召喚してなかった。
だからか余計に可愛く見えた。
「よし! 今日は他の子も召喚してみるか!」
「にゃ?」
他の子が誰のことを指しているか分からないニューラは首を傾げていたが、とりあえず俺は召喚をし始めた。
「来いピカチュウ、ポッチャマ、ロコン!」
目の前に3つの光が出てきた。
ピカチュウの光は少し大きいが……。
そうして出てきた三匹は、初めての異世界に興味津々のようだ。
まぁピカチュウは真っ先に俺のところに来たけど、他の二匹は思い思いの行動をしている。
丸っこいペンギンみたいなポッチャマは蝶々追いかけて転んでいる。
六本の尻尾を持つ狐のロコンは突然出てきた蛙に驚いて火を吹いている……火?!
「ポッチャマ、水鉄砲だ!!」
「ポチャ!」
ポッチャマはロコン目掛けて水鉄砲を放った……いやそっちじゃなかったんだけど結果的に火は消えた。
びしょ濡れになったロコンは何が起こったかわからないようだ。
俺はロコンに近づいていき、しゃがみ込んだ
「ロコン、ここは森なんだから火は厳禁だ。
分かってくれるか?」
「コーン……」
分かってはくれたみたいだけど、微妙に機嫌が悪い。
とりあえず頭をワシャワシャ撫でて、抱き上げてニューラ達が居る所へ連れてった。
でもこうしてポケモンが4匹もいると壮観だな。
っていうかピカチュウが凄い静かなんだが、俺もしかしてレベル高い子呼んだか?
基本ポケモンのレベルが高い子は精神的にも成長していて、あまり騒がない。
まぁ伝説とか性格的なものもあるから一概には言えないけど……。
「ピカチュウ、もしかして君電気玉持ってる?」
「ピカ!」
どうやらこの子は俺が育てたピカチュウらしい。
指定しない時は、同じポケモンだとレベルが高い方が出てくるのか?
これは良い発見だな!
俺が切り株に座って、考える人を地でやっていると、ズボンの裾を引っ張るロコンとポッチャマがいた。
ニューラは初めて出てきた子達に譲ってくれたらしく、端っこの方で木に寄りかかって寝ているようだ。
とりあえず考えるのはそこまでにして、初めて会ったロコンとポッチャマを構うことにする。
近くにある湖まで移動し、そこで遊ぶことに決めた俺はニューラを抱っこして連れてきた。
ピカチュウは何も言わず、俺の後ろを着いてきている。
この子もそうだけどラオウも執事みたいだったな。
ホロやセレビィ程とは言わないけど、もう少し自分を出してもいいと思うんだが……。
「コーン!」
「ポチャーーーー!!」
あっちではさっきの仕返しとばかりに、ロコンがポッチャマに水を掛けてからかっているようだ。
微笑ましいと思いつつピカチュウと共に、湖のそばに座りその光景を見守る俺。
「ピカチュウ、お前も行ってきていいんだぞ?」
「ピカピ」
首を横に振られてしまった。
そして俺を指さし、次に自分を指さし、最後に両手を広げた。
最初抱っこでもしてほしいんだろうか?とか思ったが、どうやら俺を警護してくれているらしい。
可愛い……いやそうじゃない!!
「大丈夫だ、これでも魔法使いだからな!」
「ピカ?」
俺はそういって目の前に水の玉を浮かべて、木に向けてはなった。
水球は木に当たって、めり込んで弾けた。
ピカチュウは少し驚いたようだった。
「な? だからお前も一緒に遊んどいで。」
「ピッ!」
なんだかんだ羨ましかったみたいだ。
凄い速さで突撃して行って、高い水柱が出来た。
その後ロコンとポッチャマに文句を言われていたみたいだが、みんな楽しそうだった。
俺はそんなポケモンたちを見ながら森での一日を過ごした。
Lvの高い子は懐き度が基本的高いです。
故に自分よりレッド君を優先してくれることが多い。
でもあくまで優先なので、レッド君が自由に行動していいと言えば基本自由に動き回ります。
逆にレベルが低い子は、本能を優先させてしまうので戦闘以外はかなり遊び回ったりします。
戦闘ではいうことを聞いてくれるので問題はありません。