完全な遊びで書きました。
本編にはあんまり関係しないので、読まなくても問題有りません。
苦情も出来れば受付ません。
変態万歳な作品ですから……
挿話2
ちっぱい勇者サムエルの伝説!
外伝と言うか巨乳ばかりが乳ではないとご意見を頂きましたので、貧乳・微乳の勇者サムエルのお話を……
構想と制作共に通勤電車内で計60分です。
おっ!
今回はツアイツの父である私、サムエルの自慢話に付き合って貰おう。
実はツアイツは後妻との間に出来た息子だ。
小さい頃に我が愛妻アデーレとのにゃんにゃんに邪魔なので、メイドに預けて寝かしつける内に添い寝をしなければ寝れない子になってしまった。
しかもちっぱいなメイド達は私の寵愛を何時でも受けれる様に待機だったので、必然的に巨乳なメイドに世話をさせてしまったのが失敗だった。
奴は豊かな乳に挟まれなくては寝れない異教徒に育ってしまった……
まぁそれについては反省しているが、後悔はしていない。
自分の女を息子とはいえ他の男の側には差し向けないし、本妻の子供を愛妾がどう思うかなど……
考えれば解るだろう。
息子の安全の為にも、接触させる訳にはいかなかったのだ。
そんな訳でツアイツの周りには巨乳が集まり、必然的に奴は巨乳派となったのだ。
そして成長した息子は、その卓越した才能をとんでもない方面に向けやがった。
人類総巨乳化計画……
この計画書を奴の机から発見した時には、父として差し違えてでも阻止しなければならないと心に決めた。
しかし内容を把握せずに糾弾も出来ないので、仕方無く計画書を読みふけった……
我が息子ながらこれだけの才能を何故、無駄遣いするのかと思う程の内容だ。
これではスラリとしたたおやかな女性が居なくなり、凸凹体型の女共が蔓延る世紀末に……
くっ……
直ぐにでも奴を問い詰めねば!
息子を探すと、アデーレの膝の上で魔法の練習中だった。
嗚呼……
アデーレ、君は僕の宝石だ!
今晩も寝かせないぞ……ハァハァ
あんな事やこんな事を……ハァハァハァ
あまつさえこんな事も……ハァハァハァハァ
はっ?
何をしていたんだっけか?
あまりのアデーレの美しさに一瞬記憶が……
そう、アデーレを初めて見たのは、配下の貴族達を呼んだパーティーの時だった。
ケバい年増の女達の中で、彼女の周りだけが神聖な森の中の泉の如く清らかな空間が出来ていた。
まだ幼さの残る彼女だが、儚げでたおやかでスラリとした容姿のまさに宝石の輝きだった!
今回が社交界デビューと聞いて、他の誰にも奪われたくなくその日に求婚した!
それからの日々はまさに薔薇色の性活……
いや生活だった。
いまでも変わらず彼女は素晴らしい。
そんな母親にも危害を加える様な計画など……
この私が潰してみせる!
SIDEツアイツ
洒落で書いた人類総巨乳化計画書が、ビリビリに破かれていた……
某新世紀なグラサン髭親父のポーズで……
「ふっ問題ない!」
ってふざけてポーズを決めてみたら……
「問題だわボケがー!
表に出ろツアイツ。
貧乳は微乳にあらず、美乳と言う事を神に代わって叩き込んでくれるわ」
父上が乱入して来た。
父上からは、漲る闘気が立ち上っているのが見える。
そして首根っこを掴まれ窓から外に放り投げられた!
SIDEサムエル
息子と話し合ってみようと部屋を覗いて見れば、つい破ってしまった計画書を前にしても……
問題ないだと!
既に計画は進行しているのだな。
良いだろう。
言葉で通じぬなら拳で語るまで!
今は我が息子ではなく、異教徒として改心するまで殴るのみ!
いざサムエル参る。
結果として魔法の才能が豊かかもしれんが、実戦経験の無い息子などチョロいわ!
ゴーレムで押さえつけてお尻をペンペン叩きながら、ちっぱいの素晴らしさを語りツアイツが
「人類総巨乳化計画」
を断念すると言うまで、お仕置きを続けた。
ふっ……
ハルケギニアの平和は、こうして私が守ったのだ。
しかしあやつは、アデーレに告げ口すると言う暴挙にでおった。
暫くアデーレとのにゃんにゃんを断られてしまったが、後悔はしていない。
これも放置ぷれいと言うやつじゃ。
アデーレは確かに素晴らしい女性だが……
ほら!
毎日美味しく物ばかり食べてしまっては、いずれ飽きるかも知れん。
なのでこの焦らし効果は抜群なのだ!
だから暫くは我慢するつもりだ。
なに、アデーレも真面目にしていれば一週間も掛からずに許してくれるだろう。
こうして息子とは何度となく拳で語りあったものだ。
8歳迄は私の全勝だったが、流石に土の魔法を覚えだしてからは苦戦した。
しかし奴の巨乳化プログラムでも体に悪影響を及ぼさない女性が現れてからは、息子の言う住み分けと言う考えを理解した。
彼女らには遺伝子でちっぱいが組み込まれている、永遠の妖精達なのだ!
それを選別出来ただけで良しとしよう。
まだまだ息子には家督は譲らない。
サムエルちっぱい帝国は永遠なのだ!
とにかくサムエルさんの変態ぶりが強調された、作品になってしまった。
実は作者的には、彼が一番のお気に入りなのです。
ちっぱい帝国永遠なれ!