第六百三十九話
「ミソロギア1へアクセス……完了、続いて2……アクセス完了。並列アクセス……完了。サイコミュF型、正常稼働確認」
ミソロギア1、2、オイコスのサイコミュをF型へと置き換えが完了し、それぞれをリンクさせてみたが――
「使い勝手が良くなったのか悪くなったのか」
私の知覚範囲が拡大し、精度が向上した。
良いことのように感じるが、入ってくる情報量が多くなりすぎて私でも処理が追いつかず、危うく廃人となるところだった。
「あの程度で発光現象を起こったのか」
ブラックアウトしていた間の計測データを見ると間違いなく発光現象が私本体がいるオイコスから確認された。
「この分なら時渡りでサイコミュがオーバーヒートすることはないだろうが、随分遠視になってしまったな」
このままではオイコス、ミソロギアが視えず、プルシリーズの精神ケアがやりにくい。
逆に遠方である地球を知覚するのは容易になった……が、結局は生物が多過ぎ、情報量も増大したことであまり勝手は変わらないが、精度が向上したのだから慣れてしまえば力となるだろう。
幸い人形を動かすには問題ないどころかマニュアル同時起動可能台数が増えたので増産中だ。
それに不満を感じているのは私だけであり、ハマーンやプルシリーズ達は使い勝手が良くなったと喜んでいる。
「戦力も順調か」
次の戦いがあるとすれば私達が仕掛ける側であるとことを想定してレナスを高機動型レナスに置き換え、ビームシールドも実戦配備、オイコス、ミソロギア1、2それぞれに1000機、母艦級も実戦投入ができるほど練度ではないが追加で3隻とそれに付属するキュベレイ・ストラティオティス、MD艦、高機動型レナスも整えた。
10箇所の資源採取基地にもそれぞれシルメリアを50機配備した上でオイコスに500機をストックしている。
総戦力で言うと母艦級8隻、MD艦110隻、パノプリア40機、キュベレイ・ストラティオティス280、高機動型レナス3440機、シルメリア1000機、カミーユ専用機であるイータ、練習機キュベレイ・アルヒ20機、ガルダ級1隻、鹵獲MDは案山子のようなものであるため戦力として数えないし、ネオ・ジオンから譲渡された量産型キュベレイやバウ、デルタカイなどは資料でしかないため同様だ。
ただし、人手不足であるため新しい母艦級3隻は練習艦として周辺宙域を航行しているに過ぎない。
後1ヶ月もすれば新米ナンバー達も成長し、もう少し数を増やすことができるだろう。