第六百八十話
有人機が主体というだけあって連邦宇宙軍を迎えるのはキュベレイ・ストラティオティスは60機50機、そしてその中の3機はパノプリアを装着している。
この世界においてパノプリアの初出撃でもあるわけで、そこに存在するだけで連邦宇宙軍に威圧してしまうほどである。
レナスを始めとしたMDは、キュベレイ・ストラティオティス10機と共に出撃はしているがあくまで艦隊の近くの位置という戦場からは離れ、護衛兼予備戦力扱いとなっている。
連邦宇宙軍は奇襲が失敗した形となったが、高速輸送艦……実質的には高速空母……の存在により本来宇宙では確保が難しいMS数に不安がないために士気への影響は少なかった。
「MS隊出撃」
レナスやシルメリアとの戦闘データから分析した結果、機動力、運動性は優れているが防御性能はう薄いことが判明した。そこを突くには回避すらできないほどの弾幕が必要になるが問題は戦場が宇宙となると手数に優れる実弾武装は弾速が遅く、元々神がかり的に回避率が高いレナスには有効な手段とはいえない。
そこで採った対策が、単純明快な弾数が少ないなら銃そのものの数を増やせばいい、というものだった。
高速コロンブス級には1隻60機のMSが積載され、それが6隻、つまりMS360機が投入された。
それに加えて元々カイラム級やクラップ級などの戦艦の艦載機を込みにすれば570機という数となる。